こんにちは、今回 Alfred 依存症が発覚したこふです。
少し特殊な状況でした。
自分のやったことをメモしつつ原因を分析すれば良かったのですが、単なるツールだからと甘く見てしまいました。これが敗因です。
今回のエラーの対処法
Mac 標準であるSpotlight
のインデックス(辞書の目次のようなもの)を再び生成することで対処が可能です。
(1)インデックス作成を無効にする
sudo mdutil -a -i off
(2)再度有効にする
sudo mdutil -a -i on
これでインデックスを再度作ることができ、任意のアプリが検索対象に入ります。
インデックス関連のエラーだと確認する方法
以下の手順でトラブルシューティングをします。
- Alfred の設定を開く
- Help を開く
- Troubleshooting を開く
- File Search Troubleshooting の Run Troubleshooting を開く
- Mac 標準でないアプリ(Chrome などで OK)をドラッグ&ドロップ
- インデックスがないというエラーが発生する
ここでエラーが発生しないなら、本記事でメインとしてお伝えする対処法ではないです。が、説明は行います。
今回のエラーの原因
主に以下の 3 点です。
- 何かのタイミングでインデックスが崩壊した
- アンインストールが中途半端で再度インデックスするためのシェルスクリプトが消えた
- アプリの配置される位置(ディレクトリ)が 2 通りあった
詳しく解説していきます。
何かのタイミングでインデックスが崩壊した
例えばですが、無駄にアンインストール・再インストールはしない方が良いです。
基本的にアンインストールをしてゴミ箱から削除しても設定などはどこかに残っており、再インストールしても復帰します。
それなら良いのですが、消えてほしくない部分だけ消えてしまうことがあります。そのため、避けるのが無難でした。
アンインストールが中途半端で再度インデックスするためのシェルスクリプトが消えた
Alfred の設定を開いて、検索から Advanced Setting を開きます。
そうすると以下のように「Rebuild macOS Metadata」があります。
これを開始すると、本来は適切なシェルスクリプトが動くのですが、それが消えていました。
つまり、別の方法で再度インデックスをさせる必要があったということです。
アプリの配置される位置(ディレクトリ)が 2 通りあった
これが原因で、表示されるアプリと表示されないアプリが存在してしまいました。
アプリをインストールした時に、データがどこに配置されるか確認したことがありませんでした。
結論としては、以下の 2 ヶ所にありました。
- /Users/USERNAME/Applications
- /Applications
terminal
を開いてls /Users/USERNAME/Applications
とls /Applications
を動かして、片方だけにアプリが入っていれば問題ありません。
ほぼ全てのアプリが表示されるのに、特定のものだけ無い、となった時に上の 2 つのディレクトリを確認しました。
そうすると、/Users/USERNAME/Applications
に表示されないアプリがありました。
これをAlfred
のSearch Scope
に追加しても良いですが、再度インデックスの処理をする必要があるため、/Applications
に全て移動しました。
そうすると表示されました。
とりあえずやるべきこと
以下はやっても害はないです、そのため「おかしいな?」と思ったら、試す価値はありです。
- Clear Application Cache
- Reload Alfred Cache
- Spotlight のプライバシーの削除
やったけど無意味だったこと
「Alfred アプリ 表示されない」で検索して出てくることは上でやりました。
したけど意味がないのはこれでした。
- Spotlight の検索結果(SearchResults)にチェックをつける(つけなくて良いです)
おわりに
Alfred
が消えて、Chrome
開くのも Alfred
を使っていることに気づきました。
Spotlight
も無効化しているし、右上の検索アイコンから Launchpad
を開いてアプリを操作する謎行動を余儀なくされました。
逆に今後同じ状態になっても対処できるので良かったです 😁