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応用情報の勉強方法と勉強スケジュールを自分なりに解説
はじめに
こんにちは。
勉強方法とスケジュール
各個人、試験勉強に取れる時間・期間はバラバラだと思います。 そのため、勉強する流れとその際の注意事項を詳細に解説します。
流れは以下の通りです。
- 試験の全体像を知る
- 午前試験の勉強をとにかくする
- 午後試験の対策を始める
- 全ての試験をぶっ通しで解く
1.試験の全体像を知る
以下のページを読みましたが、これで十分です。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:応用情報技術者試験
マニアになるくらい読み込む必要はありません。 試験時間や問題の形式、問題数を大まかに把握しておくことは大事です。
2.午前試験の勉強をとにかくする
ポイントです。
午前試験の得点が 6 割を超えていない場合、午後試験の採点自体されません。つまり、午前試験が 58 点だと採点された場合、午後試験を受けていても試験結果には午後試験の点数は載りません。仮に午後試験が点数足りなくて不合格だとしても、どれほどの出来だったか知る必要は十分にあります。2 回目以降も受験をするなら…ですが。そのためにも午前試験の対策を最初にすることをおすすめします。
そもそも論として、午後試験を通過するためには午前試験の 6 割超えの基礎知識はないと厳しいはず。しかし、午後試験の対策も十分でないと、午前試験を通過していても合格できません。言い始めるときりがないですが、こんな感じで午前午後の両方大事だということを心に留めてください。
勉強しすぎないことも重要です。初めて解いた年の午前試験で約 6 割取れたら、午後試験対策に移って問題ないと思います。僕は 7,8 割安定してから午後試験対策に移りましたが、午後試験の対策が思っていたよりしんどくて、もっと早くからやればよかった…と思っていました。
午後試験の対策を始めたら一切午前試験の対策をしない訳でもないからです。適宜午後対策→午前対策に切り替えることは可能。
勉強に使用するものです。
過去問道場
分野別に解きたい場合はこれらを確認しましょう。
基礎知識が足りない場合は高度試験共通 午前 1 対策 - YouTubeのような動画もおすすめです。が、書籍よりも誤りがある確率は高い(おそらく 1 人で作成されている)ので参考書をおすすめします。
参考書
令和 04 年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 (情報処理技術者試験)がおすすめです。全部を読む必要はありません。過去問道場の解説を読んで理解して覚えることも重要です。なぜ参考書を読むのか、という話ですが、午前試験の問題の中には初出題の問題も一定数あり、その問題を解くための知識が過去問道場だけでは不十分な可能性があるからです。
それだけでなく、午後試験の過去問を解いて答え合わせする際にも、適宜用語などを確認することが多いからです。午前試験の知識を補充する+午後試験の対策時にも使う、ことになるので、買っておくと便利だと思います。
3.午後試験の対策を始める
ポイントは問題用紙・解答用紙を印刷して時間通りに解く。これだけです。
午前試験と同様に過去問道場【午後版】があるのですが、これはおすすめしません。なぜなら、実際の試験と全く別の状況で問題を解くことになるからです。試験は紙ベースであり、文字数制限なども下書きしつつ確認する時間を取られます。
また、問題文が数ページに及ぶのですが、Web ページ上ではスクロールになってしまうなど、状況が違うのです。それ以外にも、過去問道場では自動で文字数をカウントされるので、本番より時間短縮となってしまいます。
よって、試験問題と解答用紙は印刷をして、紙で解いて練習することを強くおすすめします。時間通りに解くことも大事です(初回は時間を無限にかけてどれくらい点数を取れるか?を確認するなら問題ありません)。そうでないと、本番が普段どおりではなくなり、普段のパフォーマンスが出せません。
午前試験の対策も適宜行うことを忘れずに。午前試験は午後試験でも出題される計算問題や知識問題があります。相乗効果を狙いつつ、午前試験の解き方を忘れないためにも適宜午前試験の対策をすることをおすすめします。
4.全ての試験をぶっ通しで解く
午前/午後の試験はそれなりに長いです。
高校、大学受験の経験にも依存しますが、体力勝負な部分も多少はあります。 一日自由な日を作って当日の時間通りのスケジュールで試験問題を解くこともおすすめします。
午前試験が早めに切り上げられるなら、途中退室して午後試験の準備(体力回復的な)をすることも練習できますし、午後試験開始までの緊張感も練習になります。
本番に強すぎる自信ありまくりマン以外は、最低1回は試験を時間通りにぶっ通しで解いて欲しいところ。
おわりに
自分が実際に対策していて気づいた点・反省した点を共有しました。
勉強スケジュールはこれです。
- 試験の全体像を知る
- 午前試験の勉強をとにかくする
- 午後試験の対策を始める
- 全ての試験をぶっ通しで解く
ポイントはこれです。
- 午前試験が 6 割を超えないと午後試験が採点されない
- 午前試験の勉強し過ぎは良くない
- 午後試験は印刷して時間通りに解け
参考
- 自分の経験