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【2021年夏】ハウテレビジョンのエンジニア職サマーインターンシップの参加日記
はじめに
この記事はハウテレビジョンさんのサマーインターン 2021 に参加した大学生の参加記録です。
また、文章の内容に関しては株式会社ハウテレビジョンの社員さんに査読されたものです。
インターン概要
https://gaishishukatsu.com/recruiting_info/view/6194に詳細が載っています。2021 年夏のものなのでご注意ください。
対象読者
ハウテレビジョンさんのインターンに興味がある方です。
簡単な当時の僕の状況
以下の通りです。
- 学部 3 年生
- 大学での C 言語がきっかけでプログラミングを始めた
- アプリケーション開発を趣味・アルバイトでやっていた
参加したきっかけ
以下の理由で応募することにしました。
- 自分の実力を客観的に見たい
- 対面実施のインターンに参加したい
- Go を使ったバックエンド開発をしたい
- 実務に近い形で働きたい
自分の実力を客観的に見たい
自分の周りには、競技プログラミングはやっている(ごく少数)けど、Web に興味がある友人がいませんでした。
そこで、同世代の中で、自分が現状どれくらい通用するのか知りたかったです。
具体的には、技術力、コミュニケーション能力についてでした。
対面実施のインターンに参加したい
新型ウイルス下でしたが、対面で行われるのも大きな理由でした。
会社の雰囲気・東京の空気を知る、エンジニア志望の学生と直接話せるなど、良いことばかりでした。
補足ですが、きちんと検温も行われ、食事は黙食でしたし、広い部屋を使えたので感染対策も十分だったと思います。
Go を使ったバックエンド開発をしたい
インターン参加前は Python の Django を使った Web バックエンド開発しか経験がありませんでした。
個人開発でフロントエンドを書いたり、アルバイトで AWS を使ってはいましたが、新たに Web バックエンドの勉強をしたかったです。
また、当然のことかもしれませんが、個人でも Go で開発はできます。 しかし、新しいことを始めるためには、やる環境もあるに越したことはありません。
実務に近い形で働きたい
長期間にわたる就業型インターンは、大学の日程の都合で参加することができませんでした。
そのため短期ではありつつも現場のコードに触れられるので、自分にとって良いインターンだと判断しました。
ハッカソン形式ですが、実際に動いているコードに機能を加える形なので、すでに書かれたコードを読み実装する、既存の DB を活かすなどの力も身につけたかったです。
選考に関して
選考と事前研修のみリモートで行われました。
ES→ 面接 → 合否、という流れなので他の企業さんと同じような形だと思います。
面接では、ライブコーディングテストを行いました。つまり、エディターを画面共有しながら回答するということです。
インターンのコーディングテスト対策として、AtCoder の過去問を 3 週間ほど解いていましたので、なんとか通過できました。
具体的には、https://kenkoooo.com/atcoder/#/table/ で茶色後半レベルの問題を解きまくる形で練習していました。
当日まで
合格をいただいてから事前研修までは Go の基礎を https://go-tour-jp.appspot.com/welcome/1 で学びました。
事前研修では、環境構築(Docker なので楽!)を行い、システム構成やフロントエンド、バックエンドの基礎知識をスライド形式で学びました。
ちなみにフロントエンドは React/Redux でバックエンドは Go(Gin)で DB は MySQL でした。
その後、フロントエンド・バックエンドに分かれて社員さんが学生に対して 1 対 1 で付き、ハンズオンを行いました。
また、顔合わせの意味も含まれており、インターン本番までに質問もしやすくなるなど学生に対する配慮もなされていました。
その後、事前課題を与えられ、各自取り組みました。
僕は一度、社員さんに時間をとっていただいて分からない箇所を教えていただき、その後はスムーズに実装できました。
クリーンアーキテクチャに慣れるまで少し苦労しました。
インターン本番
祝日を挟んだので、8 日間でした。詳細は記憶が飛びかけているので簡単に書いていきます。
また、毎日昼食が支給されました。
どれもググったら高級なお弁当で、本当に美味しかったです。
遠方から行く方へ
ちなみに、僕は関東圏ではなかったので東京に前日入りしました。
飛行機の代金、ホテルの宿泊代も出していただき本当に有り難かったです。
会社からすぐ近くのアパホテルに泊まりました。徒歩通勤したのは新鮮でした。
Day 1
午前は CEO のセッション、事前課題のレビューなどがあり、午後からチームで集まりました。
アイスブレイクをし、インターンで作る新機能を話し合いました。
Day 2
午前に PdM の方々へ新機能のプレゼンを行いました。そこで通過できないと、自分達の考えたことを実装できないのでヒヤヒヤしていました。
午後からは用件定義を詰めて、バックエンドの相方とペアプロを行いました。お互いに忘れかけたことを思い出せたので、やって良かったです!
用件定義、DB・エンドポイント設計には時間をきちんと割きました。その中で作る機能のすり合わせをきちんと行いました。
その過程もあり、実装中に再度話し合う機会・実装のやり直しは皆無だったと思います。
また、僕自身の個人開発の反省点から、スケジュールを立てること、タスクを書き出すことも意識しました。
Day 3~7
実装と、最終発表のスライド作成を行いました。
フロントエンドの実装が多くなってしまったので、申し訳なかったです。これは反省点で、限られた時間で実装するので実装が少ないに越したことはないです。
チーム(フロントエンド・バックエンド2名ずつ)に対して、1名ずつメンターさんが付き、サポートしていただきました。
途中、Gin のルーティング関連のバグ(Issue で進行中)があり焦りました。が、メンターさんのサポートにより助けられました。
Day 8
最終発表の練習をし、本番に挑みました。
結果としては優勝できませんでしたが、素直に優勝グループの凄さを感じましたし、自分達のチームもやり切ったので最高の気分でした。
インターン内でのイベント
主に以下の 5 つでした。
- CEO のセッション
- LT 会
- CFO のセッション
- 各種面談
- 懇親会
CEO のセッション
当時は就活をしていなかったので、会社のミッションなどは正直に言うと全然知りませんでしたし、興味もありませんでした。ですが、その場で上場企業の CEO のセッションを聴き、とても熱が伝わり感動しました。
会社を作ったころのお話や、現在している事業、そして今後の話を直接聞くことで、ベンチャー IT 企業というものを身をもって知れた気がしました。
とても貴重な時間になりましたし、会社は創業者の熱い思いをもとに作られたものだと感じました。
LT 会
エンジニアの界隈でよく行われる LT 会です。
Rust を一から勉強して CLI ツールを作ったお話、技術選定に関するお話、本番環境でやらかした話など、どれも興味深くて面白かったです。
自分も機会があればどこかの場で発表したいです。
CFO のセッション
CFO ご自身のキャリアに関するお話や、ご友人の方のお話を聞きました。
かなり優秀な方のお話を聞けて、自分はまだまだだ、と感じたと同時に、そのくらい成長したいと思いました。
各種面談
チームのメンターさん 2 人と自分 1 人での面談を 2 回、そして CTO さんとの面談を 1 回させていただきました。
当時は、自分の将来を考えられていなかったのですが、なんでも相談に乗っていただきました。現状の進捗や、どんなキャリアを歩みたいか、どんな会社で働きたいかなどです。
現場のエンジニアさんとお話ができたので、今後(当時から見て)の進路を考える上で助けになりました。
懇親会
懇親会では学生数人、社員さん数人のグループでお話をしました。参加者は理系の大学生が多いように感じましたが、社員さんは文系の方もいらっしゃいました。
学生同士で、他に参加したインターンの話でも盛り上がりました。
感想
自分が技術的にもビジネス的にもダメダメだということを知れたので、自分のレベル感を知るという目的も達成でき、参加して本当によかったです。
Go 言語かつクリーンアーキテクチャという初挑戦のものばかりでしたが、実践的に技術をある程度は習得できたので成長を実感しました。
インターン最終日の帰り際もオフィスの一階でチームメンバーで集まって、喋っていました。やはり対面での参加は友情が深まって良いなと思いました。
また、勤務中もおやつ・ドリンク飲み放題で楽しく作業できました。
インターンから帰宅後、もっとインターンしたかったなあと頻繁に感じていたので、本当に参加して良かったのだと思います。
最後に
株式会社ハウテレビジョンの社員の皆様、参加した学生の皆さん、特に同じチームのみんな、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
社員さんには、自分の知らないところでもインターンに関してサポートしていただいたと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!