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Nov 04, 2022
2 min read

NotionからObsidianへ移行して感じたこと

感じたことは「パフォーマンスの圧倒的な向上、全文検索は劣った、機能は同等かそれ以上、インターネットの接続が不要でより記録がはかどる、料金に変化なし、あるいはより安い、タグ機能・タグ検索は有能、バックアップは各自でやる必要がある」です。

はじめに

こんにちは、こふです。ちょっと更新した。

Notion から Obsidian へ移行して感じたこと

現状書けるのは以下の 7 点です。

  • パフォーマンスの圧倒的な向上
  • 全文検索は劣った
  • 機能は同等かそれ以上
  • インターネットの接続が不要でより記録がはかどる
  • 料金に変化なし、あるいはより安い
  • タグ機能・タグ検索は有能
  • バックアップは各自でやる必要がある

順に解説します。

パフォーマンスの圧倒的な向上

Obsidian はデータ読み込みの速度が限りなく大きいです。

なぜなら、手元のパソコン上に保存されたファイルを読み出すからです。ファイルアクセスの速度は HDD・SSD で異なる(仕組みも)のも事実ですが、SSD を使っていればよりパフォーマンスはより良いです。

Notion では、メモを取ろうにもページを開くことに時間がかかりますからね。特定の 1 ページをすぐに開けるなら気にならないかも知れませんが、1 ページ開いてから数回のクリックまたは検索が発生するため、結構時間がかかるのです。

HTTP のソケットを確立させるし、API 側の処理時間もあるし、通信の帯域幅の問題もありますし、ブラウザでの描画の問題もあり、仕方ありませんが。

全文検索は劣った

Obsidian にはありませんし、この点では Notion に劣るとも言えます。

Obsidian にあるのは現状部分一致の検索のイメージです(実際は全文検索エンジンが載っていて転置インデックスなどを裏で作っていたら申し訳ない)

検索の速度も Notion と比較しづらいです。Notion の API から検索結果を返してもらう形なのでその時間はかかりますし、そのサーバで高性能な計算機が使われていれば、そりゃリッチな検索が利用できます。

Obsidian では全文検索エンジンを搭載しているわけではないはずで、完全一致・部分一致でしか検索できないです。今後、発展はあるかもです。

いわゆる Linux のfindコマンドやgrepコマンドに近しい機能ですね。

ただ、提供されている検索機能を上手に使いこなせると便利です

  • meeting workで AND 検索(両方含まれるページを返す)
  • meeting OR workで OR 検索(どちらかを含むページを返す)
  • meeting -workmeetingからwordを抜いた検索
  • /\d{4}-\d{2}-\d{2}/のように正規表現で検索
  • 検索ページの埋め込み

このように埋め込むと以下のように検索を埋め込めます。

参考:Search - Obsidian Help

機能は同等かそれ以上

基本的に Notion で出来ることのうち、データベースを用いたこと以外は同様に可能です。

データベースがないのは痛手ですが、本当にデータベースが必要か?と言われると、いらないのにデータベースを作っているパターンがあまりにも多いと個人的にネットを見ていて思います。正直。

単に箇条書きで良いことも DB 管理して何が嬉しい?依存が好きか?


Notion ではページのメンションにてページ間の関係を作ることが出来ますが、Obsidian でも同様にページリンクを貼れます。

貼るだけでなく、グラフビューといい、独自の機能ですが、以下のように閲覧することも出来て楽しいです。

インターネットの接続が不要でより記録がはかどる

Notion にはインターネットが必要不可欠です。

良い言い方をするなら、常にバックアップされる、と言えるでしょう。

悪く言えば、インターネットにつながらないと読み込めない・保存できない、と言えます。

この悪い点があまりにも悪いので、僕は Obsidian を愛用しているわけです。

いつでもどこでも、気軽に素早く記録して利用できるツール、それが Obsidian です。

料金に変化なし、あるいはより安い

完全無料で使えるのは Notion も同様かもしれません。

Notion ではファイルサイズが大きい場合には有料プラン(500 円前後)ではないとアップロードできません。具体的には 5MB 以上のサイズはアップロード出来ません。

Obsidian では、ファイル貼り付けも自由自在にできますが、手元の PC にアップロードしますので、ファイルサイズの条件はありません。

実際に、論文を読んだメモを残すことが想定されますが、ページ数の多い PDF ファイルの大きさは非常に大きいため、Obsidian に軍配が上がります。

Obsidian も有料プランはありますが、基本的には使う人は極めて少ないのでは?と思います。

タグ機能・タグ検索は有能

#タグのようにタグ付が可能です。

のようにタグを一覧できて(本来はもっとありますが、一部掲載)、クリックすることでそのタグのページ一覧を確認することが出来ます。

補完機能もあるので、基本的には英単語を全て打つ必要はありません。

バックアップは各自でやる必要がある

Notion はクラウドサービスなので、クラウド上のデータベースに常時バックアップされます。

加えて、クラウドサービス上のデータベースは冗長化に冗長化を重ねられているのが一般的ですし、会社の運用としても様々な地域に物理的にデータを保持しているでしょう。

ちょっと待って、考え直してみてください。それらのデータは全て Notion 管轄であり、Notion のアカウントは Google アカウントと(OAuth で)紐付けているだけではないでしょうか。まったく安心できません。

つまり、自分でバックアップを簡単に取ることができれば良いわけです。スクリプトを組んで、複数クラウドストレージにバックアップを毎日取るだけ。こんな簡単に、安心した環境でバックアップを取れるのは、Obsidian だけ。VSCode でのファイル管理でも、OS 標準のメモアプリケーションでも同様ですが。

おわりに

世の中に公式アンバサダーと呼ばれる宣伝者も存在しますが、そういったアンバサダーになりたいと思えた Obsidian でした。

参考

  • Notion を 1 年使い、Obsidian を半年以上使って感じた経験