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ラズベリーパイにDebianをインストールしてSSH接続するまで【やること・必要なもの】
はじめに
こんにちは。
Raspberry Pi に Debain をインストールして SSH 接続しました。 それにあたり必要だったもの、やったことをまとめます。 具体的なコマンドや設定の変更まで、できるだけ詳細に解説します。
必要なもの
持っていない場合は購入する必要があります。
- Raspberry Pi4 ModelB 4GB
- どのモデルでも問題ありませんが、機種により端子が異なるのでケーブル準備に際しては注意してください。ModelBなら、給電は USB-C でディスプレイ接続は Mini HDMI です
- USB 充電器、ケーブル
- マイクロ SD カード
- 有線 LAN(ルータ・スイッチングハブから出す)
- LAN ケーブルを用意して、接続できるようにします
- 無線 LAN 対応の Raspberry Pi で有線 LAN は面倒だと思いがちです
- しかし、設定に SSID と PW 入力が必要で面倒なので、ひとまず有線 LAN をおすすめします
- ディスプレイ・モニター(HDMI 接続など)
- 大きさは何でも良いが、大きいほうが良いです
- ターミナルで操作するため
- Raspberry Pi からの出力はミニ HDMI か通常の HDMI です
- ミニ HDMI の場合、変換アダプタなど用意必要です
- OS インストール用の PC(OS の指定はない)
手順
- インストール
- Raspberry Pi 操作
- クライアント操作
を行います。
手順 1: インストール
- Raspberry Pi Imager v1.7.3をインストール
- Debian をインストール
- マイクロ SD カードを FAT32 でフォーマット
- Raspberry Pi Imager v1.7.3で Debian を書き込む
- 書き込んだマイクロ SD カードを Raspberry Pi に差し込む
手順 2: Raspberry Pi 操作
Raspberry Pi で Debian をデスクトップ起動する
単に電源を入れるだけで起動します
openssh-server のインストール・起動
Enable SSH Server on Debian 11が分かりやすいですが、抜粋すると以下のようになります
また、初回起動時はroot
ユーザーなのでsudo
は要らないです。
sudo apt update && sudo apt upgrade
sudo apt install openssh-server -y
systemctl
で起動しstatus
確認しますsudo systemctl start sshd
sudo systemctl status sshd
こうなれば(Active
になれば)OK です
● ssh.service - OpenBSD Secure Shell server
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/ssh.service
; enabled; preset: enabled)
Active: active (running) since Mon YYYY-MM-DD HH:MM:SS UTC; X week X days ago
TriggeredBy: ● ssh.socket
Docs: man:sshd(8)
ufw のインストール・起動・設定
ファイアウォールの設定です。How To Set Up a Firewall with UFW on Debian 11 | DigitalOceanを同様に抜粋します
sudo apt update && sudo apt upgrade
sudo apt install ufw -y
sudo ufw default deny incoming
: 安全のため入ってくるパケットを全てブロックしますsudo ufw default allow outgoing
: 現状は出ていくパケットは制限しませんsudo ufw allow 22
:SSH
はTCP
の 22 番ポートを使うことが一般的なので開放しますsudo ufw enable
~/ sudo ufw status verbose
Status: active
Default: deny (incoming), allow (outgoing), disabled (routed)
New profiles: skip
To Action From
-- ------ ----
22/tcp ALLOW IN Anywhere
22 ALLOW IN Anywhere
22/tcp (v6) ALLOW IN Anywhere (v6)
22 (v6) ALLOW IN Anywhere (v6)
sshd の設定
これは公開鍵での SSH が完了してから行っても問題ありません。ユーザ名、パスワードでログインするのは良くないので、無効化して公開鍵の認証とします
例として、友人が家に来て PC でssh root@IP
してパスワードがadmin
だった場合に Raspberry Pi に入れてしまうからです。あなたの PC を勝手に触られることは想定していません。
PasswordAuthentication no
PubkeyAuthentication yes
その他にも
- Raspberry Pi の
ip
アドレスの確認ip a
の結果をメモしておきます
- ユーザを作成して root ログインを無効にする場合は
AllowUsers hoge
PermitRootLogin no
と変更します。
- How to Add a New User on Debian 11: ユーザ作成
- How to Create a Sudo User on Debian {3 Easy Steps}
- Sudo グループに入れて Sudo が使えるようにします。root ログインを無効にしているためです。
手順 3:クライアント操作
- 公開鍵・秘密鍵を作成する
ssh-keygen -t rsa
などで作成します、暗号方式は適宜変えてください- また、保存先のパスは
~/.ssh/id_rsa
と仮定します - パスワード有りにしてください
- Raspberry Pi に公開鍵をコピーする
scp ~/.ssh/id_rsa.pub root@IP:~/
- Raspberry Pi で操作(再び)
mv ~/id_rsa.pub ~/.ssh/authorized_keys
root
でない場合、scp
では権限不足で書き込めないはずなのでここでmv
します
- SSH する
ssh -vT i- ~/.ssh/id_rsa.pub root@IP
- これで入れます
- SSH が楽なように設定する
ssh hoge
で SSH できるようにします
Host hoge
HostName IPアドレス
IdentityFile ~/.ssh/公開鍵のパス
User root
Port 22
TCPKeepAlive yes
UserKnownHostsFile /dev/null
PreferredAuthentications publickey
- パスワード入力を省略する
ssh-add ~/.ssh/省略したい秘密鍵のパス
をします
Raspberry Pi OS だと実はもっと楽…
Raspberry Pi OS の場合 Raspberry Pi からroot
でないユーザーの、PORT 解放、公開鍵の配置が GUI で書き込み時に可能で、非常に楽だと思います。
Raspberry Pi OS でない Debian だと手間が増えますが、現実はこれが普通だと思うので我慢です。
OS 書き込みを工夫することで設定ファイルの上書き・公開鍵の配置ができるのなら問題ないですが・・・
おわりに
おわり。