はじめに
こんにちは。英語は大切だと分かっていても体が動かない、こふです。
読んでほしい人
- TOEFL ITP のスコアが必要だ…
- 大学の単位取得、大学院進学に利用したい!
- やばい、テストまで 1 ヶ月切った、何からやればいい?
こんなお悩みを解決します。 読んで実践してもらい、成績を伸ばしてほしいです。 この記事は、戦略を具体的に解説しているためボリューミーです。 最後までお付き合いくださいませ。
また、以下の手順で進めましょう。
手順
- この記事を読む
- 必要な参考書を買う
- 徹底的に学習する
以上のことをすれば、きっとスコアは伸びるはずです。
僕について
ぼくは帰国子女でもなく、ただの理系大学生です。
しかし、大学 1 年生の 5 月に受験した TOEFL ITP にてスコア 580
を正式に取得しました。
スコアは以下の通りです。
その際に実践した内容をできる限りくわしくお伝えするので、信用していただければと思います。
正直、結構難しいテスト
参考書を手にしても、最初は難易度に驚くはず。
どうやったら高得点をとれるの 🤔 と思うでしょう。
一般にどの勉強にもいえますが、絶対に成績の上がる勉強法
は存在しません。
しかし、 戦略を建ててテストに挑むこと
は有効です。
その戦略を以下お話ししつつ、必須項目などもお伝えします。
TOEFL ITP の必須情報
あなたは TOEFL ITP がどのようなテストか、ご存じかもしれません。 知らないよ!という場合には以下で確認してください。
テスト全体での戦略
短期間で成績を超アップさせるには正しい戦略を知れば良いのです。
ポイント
- 単語を暗記する
- 得点を上げやすいセクションに全集中
単語は最低限暗記しよう
単語は最低限知っている必要があります。僕の思う、単語を知っている基準は以下になります。
単語を知っている目安
- 共通テスト(センター試験)で 8 割を取れている
- 基本的な英単語は身に付いている
- 8 割取れていない
- システム英単語・鉄壁などの単語帳で復習(短期間では TOEFL 対策まで間に合わない)
理想としては、TOEFL ITP 用の単語帳も半分は暗記したいです。
おすすめの単語帳は以下をご覧ください。
その理由は、「大学の専門科目が題材になるから」です。 具体的には、医学や生物学に関係する長文が出題されるからです。
専門分野の長文では単語の意味を推測できないです。絶対です。 以上の理由から、基礎的な英単語に加え、TOEFL ITP 用の単語を暗記しなければいけないのです。
点数を上げやすいセクションを把握しよう
TOEFL ITP には、点数を上げやすいセクションがあるということです。
僕が思う点数を上げやすいセクションランキング
は以下の通りです。
点数を上げやすいセクションランキング
- 文法
- リーディング
- リスニング
同時に、僕が勉強してて感じた 簡単なセクションランキング は以下の通りです。
簡単なセクションランキング
- 文法
- リーディング
- リスニング
最初に、お話ししたことを思い出してください。 リスニング・文法・リーディングの点数配分が均等、ということ。 つまり「文法はコスパが高すぎる」ということです。文法で満点を目指しましょう。
リスニングの戦略
リスニングの戦略はリスニングはパート A で点数を稼ごう
です。
ちなみに、リスニングには 3 つのパートがあります。
- パート A:
短い会話
の問題 - パート B:
長い会話
の問題 - パート C:
長い講義
の問題
これら 3 つのパートは難易度はこんな感じです。
難易度:パートC > パートB > パートA
次に、問題数を見てください。
問題数
- パート A:30 問
- パート B:8 問
- パート C:12 問
つまり、おすすめはリスニングはパート A で点数を稼ごう
ということです。
パート B とパート C は半分以上、正解するのが理想的でしょう。
【パート A】
パート A の戦略は欲張らない
です。
先ほど、パート A で点数を稼ぐと言いました。
僕が伝えたいのは、満点を狙いに欲張ると痛い目を見るぞ
😠 ということです。
実際に問題集を解いていて失敗したからこそ伝えたいのです。
満点を狙いにいくデメリットは以下です。
デメリット
- 難しい問題が存在する
- 会話の速度が速い
- 次の問題までの時間がとても短い
怖いのは、以下のループです。
- 難しい問題で考え込む
- 👇
- 次の問題までの時間が短い
- 👇
- 最初の部分を聞き逃す
- 👇
- 音声が速く、ついていけない
- 👇
- 次の問題がカンタンだとしても解けない
この負の連鎖を起こさないために、満点を狙おうと欲張らない
ことが大切です。
【パート B】
パート B の戦略は最初から最後まで集中しよう
です。
集中するのは、あたりまえじゃないの?と思ったかもしれません。
実は、パート A がとにかく疲れます。
だから、パート B 開始時に、疲れていることを前提にしましょう。
また、パート B は会話が少し長いです。 この事実より、パート B の戦略は最初から最後まで集中しよう、ということです。 特に、会話の最後を聞き逃しがちになります。 リスニング問題は、音声すべての中に答えがある。これが鉄則です。聞き逃しは痛いですよ。
【パート C】
パート C の戦略は単語力で点を稼ごう
です。
パート C は、自分の知っている単語があるかで難易度が変わります。
なぜなら、大学の講義を実際にリスニングする
からです。
大学の講義は、アカデミック(学術的)な単語が多く使われます。 つまり、パート C の戦略は単語力で点を稼ぐことが肝になります。
【厳選一冊】:【CD2 枚付】TOEFL ITP テストリスニング問題攻略 (TOEFL テスト大戦略シリーズ―リスニング問題攻略)
この参考書は、音質・問題の質に優れています。 「リスニングの参考書、何買えばいいかなぁ」という方は、この参考書をおすすめします。
前半部分は解き方のテクニックを、後半部分は問題演習を載せてくれています。
文法の戦略
文法の戦略はテクニックを暗記して当てはめる
です。
スコア 64/68 取れた参考書は以下です。
【厳選一冊】:全問正解する TOEFL ITP TEST 文法問題対策
この参考書は、パワフルコード(Powerful Code)というテクニックを 27 個まとめてくれています。
テクニックごとに問題がついており、効率的に文法の力をつけることができました。 テクニックが身につく設計になっていて非常に良かったです。
大まかな内容
- チャプター 1 では空所補充
- チャプター 2 では間違い探し
- チャプター 3 はテスト演習
この参考書が完璧になれば、満点を狙うことができます。
リーディングの戦略
リスニング同様に戦略は欲張らずに急ごう
です。
リーディングの最大の特徴は「問題数が多く試験時間が短いこと」です。
参考書や問題集を使う際には、とにかく時間を意識しましょう。 大門ひとつあたり制限時間は 11 分です。 戦略は大門ひとつ 10 分で次の大門へ進むことです。
よって、リスニング同様に戦略は、欲張らず急ごう。です。
【厳選一冊】:TOEFL ITP(R)テストリーディングスピードマスター
テスト時間が短いので慣れる必要があります。
慣れるためには多くの問題数をこなす必要があります。
僕のおすすめは解きまくって自分が間違えるタイプの問題を見つけ出すこと
です 。
苦手なタイプの問題を重点的に対策しましょう。
仮に 550 点をとろうとするなら?
TOEFL ITP の得点の計算方法はこんな感じです。
スコアの計算方法
セクション 1,2,3 の得点を S1,S2,S3 とすると スコア = S1+S2+S3 / 3 * 100
逆算してみます。
文法で満点を取った場合、リスニングとリーディングで合計 97 点取れば良いということになります。
同時に、リーディングがそこそこできるようになったとします。 その場合、リーシングで 40 問(各大門 2 ミス)の場合約 56 点です。 よって、リスニングで 43 点取れば良いのです。
極端な例かもしれませんが、リスニング正解数 18 問で 550 点を超えられます。
- そんなの才能ないと無理だよ
- できるはずないだろ
そう思ったあなた、僕が編み出した戦略を駆使すれば本当に、本当に可能です! この記事が少しでも役に立ちますように。
おわりに
紹介した戦略と参考書をまとめます。
戦略
- 単語を暗記する
- 得点を上げやすいセクションに全集中
- リスニングの戦略は
パート A で点数を稼ごう
- パート A の戦略は
欲張らない
- パート B の戦略は
最初から最後まで集中しよう
- パート C の戦略は
単語力で点を稼ごう
- パート A の戦略は
- 文法の戦略は
テクニックを暗記して当てはめる
- リーディングの戦略は
欲張らずに急ごう
参考書
- 【CD2 枚付】TOEFL ITP テストリスニング問題攻略 (TOEFL テスト大戦略シリーズ―リスニング問題攻略)
- 全問正解する TOEFL ITP TEST 文法問題対策
- TOEFL ITP(R)テストリーディングスピードマスター
ほかにも様々な参考書を使いました。ぜひとも必読です。 高得点を掴んで人生を有利に進めましょう。