
ググることの弊害
2022-12-11
2022-12-11
はじめに
こんにちは、こふです。ポエマーです。
ググることの弊害
ググることの弊害を近頃よく感じるため、まとめます。次の弊害があると思っています。
- ググれば解決すると思い思考をやめる
- 人に聞きづらくなる
- 覚えることを完全に放棄してしまう
詳しく解説します。
ググれば解決すると思い思考をやめる
どんな疑問も、思った瞬間にググってしまいます。
思考停止するというか、思考をするきっかけを失ってしまうことが多いです。
当然、答えのある問題だからこそ、ググってしまうし、ググって答えやヒントが見つかるのです。
そして、答えのない問題や意見(進路の決め方が自分の例)が必要な場面に直面した時に、ググる人(自分)は超困ります。
自分で結論が出せないのです。
僕はそのことに気づいて、近頃はなるべくググらないようにしたり、技術的なことは公式のドキュメント・データシートを見て、推測して、自分なりに答えを求めるようにしています。
それでも答えが求まらない場合は、どこがわからないのか明確なので、ググっても問題ないのかもしれません。
人に聞きづらくなる
日常的にググる人にありがちですが、人に聞く時に「ググったら分かりますよね」と言われる気が少しして、聞くことを躊躇してしまいます。
例えば、この商品はどうやって保管すればよいのだろう・・・という時があるとします。
ググることが日常的ではないあの頃だったら店員さんにすぐに聞いていました。
しかし今は、ネットに載っているのだから聞くことも迷惑かな、と思ってしまい、躊躇して、聞く機会がかなり減ってしまいました。
ネットに載っていることは本当とも限りませんし、その情報すら他の人から聞いた情報かもしれません。同様に、店員さんの知っていることも一次情報とは限りませんので、キリは無いです。
ただ、答えが明らかにある疑問に関して、人に聞きづらくなったのは事実です。
(日常的にググっていないだろう人に対しては躊躇なく聞いてしまいます。聞かれても、ググったら分かるよね、と言われる・思われるはずがないからです。)
覚えることを完全に放棄してしまう
アメリカの人口は何人くらいだろう・・・と思い、調べることがあったとします。
似たようなことをググった際に、短期記憶よりも短期の記憶にしか残りませんでした。後から思い出そうとしても、思い出せないのです。
似ている事象として、キャッシュレス決済を使ったときにも何円使ったのか分からなくなることがよくあります。
記録・記憶を完全に計算機に全てを委託して、自分はそのことに関係ないと潜在的に思っているのかもしれないな、と思いました。
これの何が悪いかと言うと、常識として知っておくべきことも完全に記憶から消えてしまうからです。
逆に、覚える必要のないことを覚えようとしない点はありがたいですね。
おわりに
ググることをあえて禁止することで見える世界もある。
しかし、先人の知恵は借りる(マネする)ことも大事なので、ググる前に考え、その上でググることを大切にしたい。
そう思いました。