
ブラウザで記事を読みやすくするReader Modeの使い方・設定を解説【Chrome拡張機能】
2022-06-27
2022-06-27
はじめに
こんにちは、こふです。
Reader Mode を使うと、変なデザインのサイトを共通の見た目で見ることができ、記事を読むのが捗ります。
デザインだけでなく、文字サイズも自由に変えられるので視力の悪い方(自分も)にとって便利なこと間違いないでしょう。
使った様子
自分のブログ記事に対して適用した様子です。

このように、サイトのデザインを無視することが可能です。
導入
https://chrome.google.com/webstore/detail/reader-mode/llimhhconnjiflfimocjggfjdlmlhblmから Chrome ウェブストアにアクセスしてください。
導入が完了すると、以下のように Chrome から削除、となります。つまりインストールできた、ということですね。

それでは、使い方を解説していきますね。
Reader Mode の開き方
Chrome 拡張機能としての使い方は共通です。そのため、開き方は以下の記事をご覧ください。
関連:Chrome 拡張の使い方を完全解説|固定・削除・探し方・ショートカットも【知らなきゃ損】
メニュー一覧について
Reader Mode を開くと、以下のような画面になり、右上にメニュー一覧が出てきます。

クリックして使うのは、以下の 2 つだけと思っておいて OK です。
- 左から 2 つ目の Settings
- 一番右の閉じるボタン
閉じるボタンは押すと Reader Mode の画面が閉じるだけです。また、閉じるボタンは起動する時に押すアイコン・ショートカットを再度行うことで代用可能です。
それ以外の設定は不要です。。。
一応解説すると、一番左は HTML の特定部分を消せます。 スピーカーアイコンは音声で記事を読んでくれます。が、音が微妙なので不要です。 プリントは Web で読む時点で使う時があまりないです。 その右は PC 上にページを保存ができますが、この拡張機能を消すとデータが消えるので、使うべきではありません。
設定箇所の Setting について解説

これらの項目をそれぞれ解説しますね。
STYLE
STYLE から、文字サイズ・フォントの種類・行間などを好みに合わせて設定できます。
THEMES
THEMES から、背景と文字色のテーマを選べます。 無料では、背景白色で文字が黒色・背景黒色で文字が白色の 2 つです。
READER COMPONENTS
READER COMPONENTS から、ページ上に表示する情報の ON・OFF を設定できます。 有料での機能が多いので、設定することは正直ないかも。
DYSKEXIA RULER
DYSKEXIA RULER からは画面上に読むラインを引くことができます。自分は使っていませんが、設定すると以下のようになります。

どこを見ているか、どこまで読んだかを確認したい場面が多い場合は ON にしておくと良いです。
AUTO-RUN RULES
AUTO-RUN RULES は自動で Reader Mode を起動するルールの設定です。
この設定はおすすめできませんので、飛ばして OK です。
以下のように設定すると、当サイトではページを開くと自動で Reader Mode が起動します。

正直、使い方は難しいと思います。
とあるサイトの全ての画面で Reader Mode を使うのは良くないです。
というのも、記事一覧ページなどで Reader Mode が起動するとページが見づらいからです。
CUSTOM CSS
CUSTOM CSS は CSS(Web ページのデザインをする言語のようなもの)を自由に変更する設定です。有料プランなので割愛。。。
設定すると、デザインを自分好みに設定できるはず。
TRANSLATE
TRANSLATE は翻訳のことです。有料プランの機能なので使っていません。
Reader Mode 上で多言語の記事を翻訳できるのは非常に便利ですが、自分には必要な場面は少ないので不要です。
ちなみに、裏技あります。
Chrome 拡張機能のGoogle 翻訳を Reader Mode の画面で動かすだけ。
すると以下のようになります。自分のページなので著作権の問題はない。


ショートカット割り当て
毎回右上のアイコンをクリックするのは苦痛すぎます。
chrome://extensions/
から拡張機能の設定ページへ行きます。面倒だけど、コピー&ペーストしてアクセスしてください。
すると、左のメニューバーにキーボードショートカットという項目があります。

一覧から、Reader Mode を探します。

このように、好きなキーを設定して、ページ上で入力して起動しましょう。
同様に、同じキーを打つと、Reader Mode の画面を閉じることができますよ。
微妙な点
2 点あります。
- フルカスタマイズできない
- カーソルを合わせる必要がある
フルカスタマイズできない
こんなに便利なものを無料で使えて、不思議に思いますが、きちんと有料プランがあります。
以下のようにダイアモンドのある場所は有料プラン必須です。

カラーのテーマが無料では「白黒ベース」でしか利用できません。でも、無料でダークテーマにも対応しているので、かなり優しいと思います。
カーソルを合わせる必要がある
モーダルとして画面の上へ表示されるため、ページのスクロールがキーボードではすぐにできません。
画面をクリックして対象としてからキーボードの矢印キーを押すことで反応します。
これはこの拡張機能の仕組み上仕方がないので、我慢ですね・・・
おわりに
これで Web 上の記事が読みやすくなり、ストレスも軽減されるはず。
設定は面倒ですが、一度やれば終わりなので、パッとやってしまいましょう。