※記事のURLの一部は広告を含みます。

画像のうち一部が正しく表示されていない期間がありました。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。

なぜZennを使うのか?それは新しいから。また、Qiitaと比べて何が良いか?の絵文字

なぜZennを使うのか?それは新しいから。また、Qiitaと比べて何が良いか?

2022-05-21

2024-04-23

はじめに

こんにちは、こふです。 技術ブログを投稿できるプラットフォームである Zenn をなぜ使うのか文章にまとめてみます。

「使う」とは主に、「記事を書く・サイト内を回遊する」ことを意味します。 個人的な考えのもと、正直に語ります。

Zenn の何が良いか?

Zennのロゴ

上の画像はメディアキットより利用しています。 ひとことで言うと「全て(技術・内容・価値提供の仕方)が新しいから」だと思います。

具体的には以下の通りです。

  • トレンドに敏感なユーザーが多い
  • SNS で有名人から広まった
  • SEO が十分に強い
  • Github との連携が強い
  • 本(情報から知識へ)を出せる

トレンドに敏感なユーザーが多い

最新の技術情報をまとめる方、比較的新しい技術を丁寧に試している方が多い印象を受けます。 C++などの OS レベルを書く言語やライブラリと異なり、Web を主戦場にしている方が多いことから、トレンドを追う姿勢があるのだと思います。

当然、各種ブログやニュースサイトから RSS で情報を受け取るのも良いですが、トレンドページをたまに見るだけでも効果はありそうです。 補足ですが、Zenn の RSS は豊富に用意されており、トレンド・タグ・ユーザーなど、それぞれの最新情報は楽に持って来られます。

Zenn のトレンド RSS:https://zenn.dev/feed

SNS で有名人から広まった

SNS で有名な方が使い始めてさらに使われた、というように見えます。以下の流れも生まれたのでは? と思いました。

  • その情報を求めている人もトレンドに敏感
  • 情報をインプットしてアウトプットする傾向が高い人が多い

こうした経緯で、比較的良い情報が集まりやすいのでは?と思います。

SEO が十分に強い

書いて損はないくらい強いと思います。 個人の技術ブログの運営歴が長ければ別だが、持っていなかったり作ったばかりなら、Zenn の集客力は強いと断言できます。

僕の考えとしては、個人ブログで集客しづらいものを投稿するのがベストだと感じました。 (このブログは投稿日 2022/05/21 現在で、運営して 1 ヶ月目なので SEO は弱いですが、こっちをメインに投稿します)

Github との連携が強い

Github は欠かせません。

  • 記事の管理
  • Zenn のコミュニティ投稿

これらが Github でできます。Github はソフトフェア開発者は毎日レベルで使わざるを得ないくらい必須です。

その Github との親和性が高いのは開発者からすると嬉しいですね。 このブログ記事も Github で管理していますが、Zenn の記事も Github で管理しています。バックアップも自然に取れるし、マージしたら公開できるので非常に便利です。

機能のリクエストやバグ報告は Github 上でできるので、エンジニアにとっては便利に使えるのです。

本(情報から知識へ)を出せる

ネットの情報というのは一時的な知見に限りやすいです。この内容も情報で、一年後には不要な可能性が高いです。 情報を体系的にまとめると知識へと変わります。長期的に存在する価値のある情報の塊と言えるでしょう。 その導線があるのは、ユーザー投稿型サービスとして素晴らしいと思いました。

実際に出してみました。

Marp 入門〜応用| markdown でプレゼン資料を楽に素早く作って発表しよう

Zenn の良くないところ

悪くはないですが、ちょっと突っ込みたいだけです。

  • 一般ピーポーのメモ書きは当然お金にならない
  • SPA のせいでスクロール位置がおかしい
  • 運営会社の言いなりになる
  • スクラップのインデックス状況がバラバラ

一般ピーポーのメモ書きは当然お金にならない

甘い世界ではないです。僕自身はそもそも求めて書いている訳ではないですが、かなり品質の高いと思われる記事にもお礼のスタンプはないことが多いです。 あるとしても、SNS でフォロワーが 5000 人を超える方、OSS コントリビューターなどです。

SPA のせいでスクロール位置がおかしい

コメントをもらった時に通知一覧からコメント位置に飛べるはずが初回ロード時は遷移できないことに気づきました。 SPA で作られていることによるバグだと思います。その点は無理やり JS でバグを埋めるコードを書いて対処できるとは思います。

運営会社の言いなりになる

規約違反すると消されます。自分の記事はそうなっていませんが、403 エラーの記事がたまにあります。 せっかくアクセスを集めていたとしても、見られなくなるのは残念ですが、規約がある以上、仕方がないですね。

スクラップのインデックス状況がバラバラ

簡易的なスレッドを作って、自分も他人も投稿できる、スクラップという機能があります。 これの meta タグを見ていると、インデックスさせないようにしているものがありました。

自分は特に使っていませんし、無駄なページはインデックスさせないのはわかりますが、ルールとして明示的に載せるべきだと思いました。

Zenn の将来はどうなるか?

Zenn が Qiita 化すると終わりで、また別のサービスが必要になるのかなと思うのが正直なところです。 Qiita 化しないための手を打つのが、Zenn にとって一番大事だと思います。

今は新しい記事しかありません。しかし、5 年後には古い記事が乱立してしまいます。 メモ書きを残すユーザーは BAN など、より良い環境をルールを持って作り上げることも大切だと思いました。

Zenn に求めること

欲張りません。ただ、以下の点は改善を望みます。

  • 古い記事が古いとわかるようにすること
  • 各種バージョン(OS・プログラミング言語・ライブラリ)・環境を強制的に書かせること
  • 記事の基準をもう少し厳しくし、ユーザーに警告をすること

これだけでも民度が下がり、スラム街となる可能性は減ると思います。

なぜ Qiita はダメか

ダメ、という基準は数値化できません。でも、ダメだと感じます。

  • 民度の低下
  • 情報の陳腐化
  • 広告の多さ
  • トレンドのトレンドじゃなさ

これはユーザーの問題ではなく、運営の問題だと思います。そのため、僕ができることは使わないことです。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。 以上、単なる一個人の考え・感想でした。




共有する